2010.03.14 (Sun)
春の訪れ

この魚は何だと思いますか!?
正解は“いかなご”です。
神戸では春の訪れに「イカナゴのくぎ煮」を食べます。
イカナゴのくぎ煮は神戸名物となっており、兵庫県の播磨・明石、神戸・垂水、淡路島北部の地方では、各家庭で作ります。
大量にイカナゴのくぎ煮をたいて、食卓に出すのはもちろん、ご近所さんや親戚、友人に配ります。
イカナゴの時期になるとホームセンターや金物店では、イカナゴの特設コーナーを作り、イカナゴのくぎ煮を作るための大鍋と、保存容器を販売します。また、デパートやスーパなどの食料品売り場でも、イカナゴ専用のコーナーが作られ、鍋、保存容器はもちろん、醤油、砂糖(ザラメ)、水飴、生姜、山椒などイカナゴのくぎ煮作りに必要なものをそろえて販売しています。
尼崎から明石に越してきた私は、正直びっくりしました

スーパーに新鮮なイカナゴの子供、シンコが並んでいたので、作ってみようと思い購入しました♪


イカナゴのくぎ煮は、基本的に醤油、砂糖(ザラメ)、みりん、生姜を使って甘辛く味付けします。
が、各家庭によって味付けが異なり、鰹と昆布のだし汁、酒、山椒、水飴、ゴマなどを追加したり、さらにレモンやハッサクなどの柑橘類を入れたり、最近ではピリ辛のクギ煮と称して鷹の爪を加える事も多くなったそうです。
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